グリーンストンをご存じですか ~ニュージーランド編~

2025年09月15日 11:03

臍帯を切っていたグリーンストン

『 留学は自分学になる 』新たな夢の第一歩を応援します
ニュージーランド留学エージェントファナウ カウンセラー&助産師のりこです。

9月15日日本は敬老の日ですね。
私も祖父母やご先祖様の感謝を伝え、両親へ感謝を伝えに行ってきました。
ニュージーランドに今住んでいる孫とのオンラインでの対面が何よりも嬉しそうなじじばばでした。

家族のお話しから、今日はニュージーランドのグリーンストンについて書いていきますね。

皆さんはニュージーランドのグリーンストンご存じですか?

グリーンストーンは、現地では【ポウナム(Pounamu)】と呼ばれ、
ニュージーランドの先住民族であるマオリ族にとって非常に神聖で重要な石で大切に扱われます。
ポウナムの意味と文化的背景としては、マオリ族の宝物(タオンガ)でポウナムは先祖とのつながり、
自然との調和、強さや繁栄を象徴する聖なる石とされてきました。
また、贈り物の文化として、自分で買ったポウナムは自分で使わず、
誰かに贈るのが伝統。
自然からの贈り物として、他者へのプレゼントにするのが美徳とされています。

そして、私が何よりこのグリーンストンが美しく素敵と思う最大の理由が
その昔、先住民族であるマオリ族でお産があった際、臍帯をこの石で切っていたそうです。
その文化は未だに残っており、出産の場所は病院などさまざまな場所に変化してきたが、
マオリ族の方がお産をする際は、このグリーンストンで形式にはなるが臍帯を切る慣習が残っていると、
現地の助産師さんから聞きました。
自分たちの文化を大切にしていて、素敵だなぁとグリーンストン愛が深まるばかりでした。

そんな素敵なストーリーを聞いた私は、
ニュージーランドで生活していて、素敵なグリーンストンを見かける度に
ほしいなぁ~❤買っちゃおうかなぁ~とこころを動かされることしばしば。笑
自分で買ったらだめと聞いていたこともあり、
いつか素敵な誰かからのプレゼントを待つか、
長男が私のところへ遊びに来た際、彼に買ってもらおうかなどと考えておりました。

すると!なんと!
ニュージーランドで仲良くさせてもらっていた開業助産師さん2人がプレゼントしてくれたのです~
私のお別れ会の際に、、、、
それが以下の写真です。
助産師仲間である彼女たちとのニュージーランドの時間は私にとって、
貴重で愛おしい時間だったので、もう嬉し泣きしました。
このグリーンストンにもいろいろな大きさや形があり、石に彫ってあるデザインにも意味があります。
私は斧の形で、石にはシダのデザイン(T Tって見える)があり、
これは命の循環や祖先とのつながりを感じさせる神聖なモチーフ。
身に付けているとその人に合わせた色に変化していくとのこと。

ニュージーランドは私にとって人生の転機になる出会いや価値観の変化が多くあり、
思い入れのある愛する国です。
この大切な感覚を忘れずに過ごしていきたい思いをあり、このグリーンストンはいつも大切に身に付けています。

1月に日本に帰国して、この8月にニュージーランドに里帰りしたときも身に付けて行って、
助産師仲間も喜んでくれていました。
やっぱりニュージーランドで働きたいなぁ~
いつか絶対戻りたい場所として、今は目の前のお仕事頑張ります!

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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皆さんが今日も笑顔で過ごせますように💛
留学エージェントファナウ カウンセラー&助産師 のりこ

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