サマータイムはじまりました♪ ~ニュージーランド~

2025年09月28日 15:00

ニュージーランドはサマータイム実施国

『 留学は自分学になる 』夢への第一歩を応援しますニュージーランド留学エージェント ファナウ カウンセラー のりこです。

ニュージーランドのサマータイムが本日2025年9月28日(日曜日)に始まりました。
サマータイムの期間中は、時計を1時間進めることになります♪
サマータイムでない期間、日本より3時間進んでいるので、
日本が午後4時の場合、ニュージーランドは午後7時です。
しかし、サマータイム期間中は、日本より4時間進むことになるので、
サマータイム中は、日本が午後4時の場合、ニュージーランドは午後8時ですね。
ニュージーランドは、日本よりもともと時間が進んでいるので、
サマータイム中はより日本との時差が長くなることになります。
ニュージーランドでのサマータイムは、9月の最終日曜日から4月の第一日曜日の期間です。
ですので、今回のニュージーランドのサマータイム終了は2026年4月5日になります。

さて、サマータイムですが、
「サマータイム」の制度を採用している国とそうでない国があり、
ニュージーランドは1927年からサマータイムを実施している国です。
現在、国連加盟国193カ国のうちサマータイムを実施しているのは、57カ国で全加盟国の1/3以下となっています。
最近では、サマータイムにより健康への影響があることや
効果が薄くなってきていることからサマータイムを廃止する国が多くなってきています。

サマータイムを導入することでの意味はなんぞやと思いますよね。
メリットから詳しくお伝えすると、
サマータイムの最大の利点は、
日没が遅くなることで、夕方以降も明るい時間が長くなる。
たとえば夜7時でも外が明るければ、外出したり買い物をしたり、
レジャーを楽しんだりしやすくなります。
その結果、飲食店や観光業が活性化し、経済効果が期待されるのです。
特にヨーロッパでは、夏の夜を楽しむ文化があるため、好意的に受け止められることが多いそうです。
さらに、明るい時間に活動することで、
電気の使用量が減り、省エネルギーにつながるという点も、かつては重要視されていました。
冷房や照明の消費を抑えられるなら、環境にも優しいですよね。

一方で、デメリットもはっきりしています。
最も大きな問題は、人間の体内時計とのズレが生まれること。
1時間のズレとはいえ、急に生活時間を前倒しされると、
眠れない・だるい・集中できないといった「時差ボケ」のような症状が出ることもあります。
特に高齢者や子どもには負担が大きいと言われています。
さらに、サマータイムの開始・終了時には、
時計の調整ミスやトラブルが発生しやすく、公共交通機関や航空便のダイヤにも影響が出ることがあるそうです。
実際、過去にはサマータイムの切り替えミスで、
会議に遅れたり、飛行機を逃したりという事例もあったそうです。

私も昨年ニュージーランドに住んでるときに、サマータイムを経験しましたが、
21時でも明るい!!
得した気分ありましたが、
なんだか体内時計がちょっとおかしくなりました。
フランスに行った時もサマータイムがあり、変な感じだったのを思い出しました。

ちなみに、サマータイムという制度は、日本ではとられていません。
しかし、実は、日本でも導入されていた時期があります。
それが、戦後だそうです。
戦後、GHQによって日本にサマータイムが導入されましたが、
世論の反対があり、たった4年で廃止されたそうです。
反対の理由としてあったのが、仕事の時間。
サマータイムによって明るい時間が延びたため、労働が延長されやすく、
残業が増えたことから、世論の反対が強まったと考えられています。

サマータイムひとつにしても、いろいろストーリーがあって面白いですね。

日本は秋になりつつあり、日照時間も少しづつ短くなってきましたね。
朝晩冷えてきましたので、ご自愛ください。

留学相談などお気軽にお問い合わせください。
あなたの夢への一歩を応援いたします。

最後までお読みくださりありがとうございました。

素敵な日曜日の夜をお過ごしください。

ファナウ のりこ

写真1枚目:ニュージーランドで有名なマウントクック ハイキング行った際
写真2枚目:こちらも有名なテカポ湖 どちらもまた行きたい場所です。

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